西武 連敗7でストップ 高卒4年目捕手・牧野がチーム51イニングぶり適時打

2022年04月11日 05:30

野球

西武 連敗7でストップ 高卒4年目捕手・牧野がチーム51イニングぶり適時打
<西・ソ>2回、適時打を放つ牧野(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武6―0ソフトバンク ( 2022年4月10日    ベルーナD )】 西武の高卒4年目捕手の牧野が攻守で活躍し、チームの連敗を7で止めた。故障の森の代役で2試合連続で先発マスクをかぶり、1―0の2回に右前適時打。チーム51イニングぶりの適時打でプロ初打点を挙げると、触発された打線は今季初の先発野手全員安打で大勝した。牧野は「森さんのように打って守れるのが西武の捕手。打たないともう試合に出られない」と理想を語った。
 守備でも2日連続の無失点リレーに貢献。5回無死一、二塁では甲斐に送りバントをさせずにヒッティングに切り替えさせ、狙い通りスライダーで内野ゴロを打たせると、三ゴロで5―4―3の三重殺が完成。球団では昨季以来13度目、パ・リーグ86度目の珍事に球場も沸いた。「ZARD」の代表曲「負けないで」が登場曲の21歳は「ゼロで抑えられたので100点。次は連勝」と気勢を上げた。(神田 佑)

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