佐々木朗希 8回完全14K102球、偉業目前も降板 「ちょっと球数が多くなってしまった」

2022年04月17日 17:20

野球

佐々木朗希 8回完全14K102球、偉業目前も降板 「ちょっと球数が多くなってしまった」
<ロ・日(4)>日本ハム打線を封じる佐々木朗 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ─日本ハム ( 2022年4月17日    ZOZOマリン )】 ロッテの佐々木朗希投手(20)が17日、日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発。10日のオリックス戦での完全試合達成後初登板で8回完全14奪三振と力投し、降板した。
 緊迫の投手戦が展開され、打線の援護がなかったとはいえ、史上初の2試合連続完全試合達成まであと3人と迫った中での降板。佐々木朗は「無失点で試合を進めることができて良かったんですが、ちょっと球数が多くなってしまったのと、フォークの精度がいまいちだったのでそういったところをもっと良くなるようにしていきたい」とコメントした。

 初回には163キロをマーク。2回までに4者連続三振を奪うなど好調で、日本人最長タイとなる25イニング連続奪三振を記録した。さらに3回まで完全投球。完全試合を達成した投手が翌試合の3回まで完全投球するのは初。過去達成した15人はいずれも3回までに走者を許していた。4回、5回も快投を続け、5回7奪三振無四球とパーフェクトに抑えた。

 6回は2死から9番・浅間にフルカウントまでいったが最後は空振り三振。2三振を奪った。7回1死から代打・万波から空振り三振を奪い、10奪三振に到達。昨年同10月23日の日本ハム戦から4試合連続の2桁奪三振となった。8回まで14奪三振の力投を見せたが、日本ハムの先発・上沢-堀との緊迫の投手戦で試合は0-0のまま9回に突入。井口監督は交代を決断し、2番手・益田へスイッチした。

 前回登板での史上16人目の完全試合、プロ野球新記録となる13者連続三振、タイ記録の19奪三振をマーク。完全試合後初登板とあって、チケットは午前10時までに完売。ZOZOマリンで入場者制限なしでチケット販売が完売となるのは2019年9月24日の西武戦以来。今回の登板を急きょテレビ東京が地上波中継するなど大きな注目を集めた。

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