西武・オグレディ「二塁踏み忘れ」アウトに…反撃の目つぶしたわずか50センチ

2022年04月27日 05:30

野球

西武・オグレディ「二塁踏み忘れ」アウトに…反撃の目つぶしたわずか50センチ
<ソ・西4>8回、外崎の左飛で飛び出した一走・オグレディは二塁ベースを踏み忘れて一塁へ帰塁しアウトとなる(撮影・岡田 丈靖)            Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武0―3ソフトバンク ( 2022年4月26日    ペイペイD )】 普段は当たり前としていても、つい瞬時の判断を誤るケースがある。西武・オグレディの「二塁踏み忘れ」。文字面は初歩的な凡ミスだが、原因がある。
 0―3の8回1死一塁の一塁走者。外崎の左翼フェンス際の大飛球を見ながら二塁ベースを踏む。左翼手がジャンプして好捕。二塁を越えて三塁へ向かう動作をしていたため、一塁に帰塁するためには再び二塁ベースを踏む必要があったが踏まずに戻ってしまった。

 オグレディが二塁を越えたのはたった2歩。二塁ベースはわずか50センチほど後ろで「越えた」という意識が弱かった。仮に大きく回っていたら自然に二塁を経由して一塁に戻っていたはずだ。ソフトバンク・藤本監督が「見るところを見ていた。大ファインプレー」と称えたのが二塁手の三森。珍しいアピールプレーで併殺となった。

 リプレー検証を要求も実らなかった辻監督は試合後は「一瞬、向こう(三塁)に行こうという姿勢が見られた。焦るところでもない。あれはダメ」と走塁ミスを指摘。「2歩」を見逃してもらえず、反撃の芽が摘まれた。(神田 佑)

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