育成出身の阪神・片山がプロ初マスク「あっという間に時間が過ぎた」初打席は空振り三振

2022年05月25日 22:00

野球

育成出身の阪神・片山がプロ初マスク「あっという間に時間が過ぎた」初打席は空振り三振
<神・楽>プロ入り初出場した片山(撮影・成瀬 徹)   Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神1-6楽天 ( 2022年5月25日    甲子園 )】 楽天に完敗した阪神の明るい話題は、育成出身の片山が4年目で初めて1軍出場をしたことだ。8回の守りからマスクをかぶった。3万1493人が入った甲子園でプレーし、「しっかり準備はしていたが、いざグラウンドに立つと、あっという間に時間が過ぎたというのが率直な感想」と振り返った。
 筋トレ好きで構成する「チーム筋肉」の仲間、右腕・石井とバッテリーを組んだ。2イニングを無安打で切り抜け、「(石井)大智がすごく良いボールを投げてくれたし、自分自身も今までやってきたこと、教えてもらったことを信じて、グラウンドで出すことができたかなと思う」と語った。

 8回1死走者なしで迎えたプロ初打席は、右腕・宋家豪の直球とチェンジアップのコンビネーションにやられ、空振り三振に終わった。「本当に悔しいですし、次は絶対に打ちます」と奮起を誓った。

 18年育成ドラフト1位で入団。1年目の19年に支配下に登録され、ファームでは4年間で10本塁打を放っている。

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