【甲子園】仙台育英・須江監督「身の丈にあった」つなぐ野球で18点 3度目決勝も「白河の関は…」

2022年08月20日 12:46

野球

【甲子園】仙台育英・須江監督「身の丈にあった」つなぐ野球で18点 3度目決勝も「白河の関は…」
<聖光学院・仙台育英> 試合前、選手を座らせ話をする須江監督 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第104回全国高校野球選手権大会・準決勝   仙台育英18-4 ( 2022年8月20日    甲子園 )】 仙台育英(宮城)が19安打18得点の猛攻で準決勝史上初となった聖光学院(福島)との東北勢対決を制し、決勝戦に駒を進めた。
 須江航監督は「こんな点差ほど実力差ないですし、聖光学院さんがこの1年、東北地区の高校野球を引っ張ってきた。何とか食らいついていこうということで、1回の攻防、先制点を取れず後攻で1点取られたんですけど、2点、3点入らなかったことがこの試合の結果になった。あそこで複数失点していたら逆の展開もあり得た。甲子園の怖さを改めて感じました」と振り返った。

 2回は打者14人で11得点を奪うなど、同校の甲子園での1イニング最多得点を更新。「長打で勝ち上がってきたチームではないので、身の丈にあった低い打球でつないでいく意識でやっていこうと選手が実践してくれて頼もしかったです」とうなずいた。

 投手陣も高橋煌稀、湯田統真、仁田陽翔と2年生トリオでつなぎ「できればこの3人で投げきることができれば、決勝戦に良い形で臨めると思ってこの継投でした。理想通りにならないと思っていたが高橋が初回1点で粘ってくれた」と評価した。

 7年ぶり3度目の決勝へ駒を進め「決勝戦とはいえ、まだまだ白河の関は見えてないぐらいの距離感だと思っています。目の前のことを一つ一つ積み重ねてきて、今日ここにいさせていただいている。もう1回、自分たちが何を積み上げてきて、何で勝負するか見失わないで身の丈に合った丁寧な野球で挑みたいと思います」と謙虚に意気込みを口にした。

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