エンゼルス・大谷 WBCへ改めて「前向き」な思い「やはりコンディションが整っていないと」

2022年10月18日 20:28

野球

エンゼルス・大谷 WBCへ改めて「前向き」な思い「やはりコンディションが整っていないと」
帰国し質問に答える大谷(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が18日、日本航空機で米国から帰国し、羽田空港第3ターミナルに隣接する会見場で取材に応じた。来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場について「まだ決断はしていないですけど、日本に帰ってきてまたゆっくり考えたいと思います」としつつも、改めて前向きな思いを語った。
 大谷は米5年目の今季、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりに「2桁本塁打(34)&2桁勝利(15)」を達成。史上初めて投打で「規定」にダブル到達する快挙を成し遂げた。「去年に引き続き個人的にはいいシーズンだったと思う」と歴史的なシーズンを振り返り、「また来年に向けていい目標を持って頑張りたいと思う。まだ向こうではポストシーズンを戦っているので、来年はなるべく長く試合ができるように頑張りたい」と早くも来季へ目を向けた。

 大谷はこれまでもWBC出場に前向きな姿勢を示し、日本ハム時代の恩師である侍ジャパンの栗山英樹監督も日本人大リーガーの出場を熱望している。今年8月には栗山監督が米国を訪問し、大谷らの試合を視察。大谷は「監督としての意気込みや決意、一緒に野球をしたいということは言ってもらえたので、そこだけでうれしいと思います」と栗山監督との対面を振り返り、「まずはいい状態をオフシーズン長く続けられるように。そこがあって最終的に出るか出ないかは決めたいと思います」と話した。

 日本ハム時代の17年WBCは右足首の故障で出場を断念した。WBCへの思いを問われ、「前回は足首のケガもあってタイミングが合わなかった。やはりいい状態でコンディションが整っていないと時期的に難しいと思う」とし、「出たいなという思いは日本の時からずっと持っていたし、いつかそういう大会で日の丸を背負って戦いたいという気持ちは持っていたので、前向きには捉えています」と語った。

 そして2023年の目標について「まずはキャンプイン、シーズン、WBCがその前にあるかもしれないですけど、よりいい状態で」とし、「今年のキャンプインが今までで一番いい体の状態で臨めたと思うのでそれを超えるようなコンディションで入れるように、シーズンに入ったらそれを長く続けられるように頑張りたいと思っています」と抱負を語った。

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