ヤクルトまさかのサヨナラ負け マクガフが昨年開幕戦でサヨナラ打された吉田正にサヨナラ2ラン被弾

2022年10月27日 22:20

野球

ヤクルトまさかのサヨナラ負け マクガフが昨年開幕戦でサヨナラ打された吉田正にサヨナラ2ラン被弾
<オ・ヤ>9回、西野の投ゴロを一塁に悪送球し同点となり、その場に座り込むマクガフ(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ第5戦   ヤクルト4―6オリックス ( 2022年10月27日    京セラD )】 2年連続4度目の顔合わせとなった「SMBC日本シリーズ2022」は27日、京セラドームで第5戦が行われ、セ・リーグ覇者のヤクルトは1点リードで迎えた9回に守護神のスコット・マクガフ投手(32=米国)がまさかの3失点を喫して今シリーズ初のサヨナラ負け。2勝2敗1分けのタイに持ち込まれた。日本シリーズは移動日を挟み、29日にヤクルトの本拠・神宮球場で第6戦が開催される。
 4―3と1点リードで迎えた9回だった。ヤクルトのマウンドには4番手としてレギュラーシーズンで38セーブを挙げているマクガフが上がった。だが、先頭の代打・安達をいきなり四球で塁に出すと、犠打で1死二塁としてから西野の投手強襲安打を一塁悪送球する間に同点。中川圭を空振り三振に仕留めて2死までこぎつけたが、続く吉田正に右翼スタンドへサヨナラ2号2ランを被弾した。

 ヤクルトは球団新人では1992年第3戦の石井一久以来30年ぶりとなる日本シリーズの先発マウンドに上がったドラフト1位左腕・山下が2―0から4回に追いつかれ、5回には吉田正にバックスクリーン右へ1号ソロを許して一時は1点ビハインドに。直後の6回に試合前まで15打数1安打の9番・長岡が右前へ同点適時打を放つと、青木が右翼線を破る適時二塁打を放って4―3と勝ち越したが、守護神が昨年に続いて打ち込まれた。

 マクガフは昨年の日本シリーズでは第1戦(京セラD)で2点リードの9回に登板しながら1死も取れずに3失点し、吉田正にサヨナラ二塁打を打たれて敗戦投手となっている。

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