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オリックス宇田川の表彰なしにネット疑問の声 4戦、5回2/3を無失点に「影のMVP」「何か賞を…」

2022年10月30日 22:23

野球

オリックス宇田川の表彰なしにネット疑問の声 4戦、5回2/3を無失点に「影のMVP」「何か賞を…」
<ヤ・オ>7回、スイングをアピールする宇田川(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ第7戦   オリックス5―4ヤクルト ( 2022年10月30日    神宮 )】 オリックスは30日の日本シリーズ第7戦でヤクルトに勝利し、26年ぶり5度目の日本一に輝いた。2年連続4度目となったヤクルトとの日本一決戦。過去3度はオリックスが敗れていたが、念願かなってついに12球団の頂点に立った。
 注目のMVPは、杉本裕太郎外野手(31)が選ばれ、優勝賞金700万円を手にした。優秀選手賞(100万円)は、オリックスの山崎福也投手(30)、吉田正尚外野手(29)、ヤクルトから塩見泰隆外野手(29)が選ばれ、敢闘賞はヤクルトのオスナ内野手(29)が選ばれた。

 今シリーズで4試合に登板し計5回2/3を2安打無失点と完璧なリリーフを見せた宇田川優希投手(23)は選ばれなかった。この試合でも6回から2イニング登板。得意のフォークを駆使して3三振を奪うなど、4試合で10奪三振の快投を見せた。第4戦では、育成選手出身としては6人目となる勝利投手になった期待の星。山本由伸と同学年で、山本、村上、さらに山崎颯を抑えての“ニューヒーロー”誕生ともなった。

 日本一を決めた後にSNS上で「影のMVPは宇田川だ」「宇田川にあげて欲しかった」「宇田川にも何か賞をあげたかったな」「みんなの声援賞?宇田川くん」「宇田川くんに何かを」「彼の貢献度高いと思うけどな」「個人としては表彰に宇田川入れてやってくれとは思うけど」「比嘉、宇田川、ワゲスパックがなにも表彰されなかったら中継ぎ陣はなにすれば」など、宇田川ら鉄壁の中継ぎ陣を称える声にあふれていた。。

 ◇宇田川 優希(うだがわ・ゆうき)1998年(平10)11月10日生まれ、埼玉県出身の23歳。八潮南から仙台大を経て、20年育成ドラフト3位でオリックス入団。今年7月28日に支配下選手登録され、8月3日の西武戦で1軍初登板。9月8日の西武戦で救援としてプロ初勝利を挙げた。今季は19試合登板で2勝1敗、防御率0.81。1メートル84、92キロ。右投げ右打ち。父は日本人で母はフィリピン出身。

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