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日本ハム・上沢が来季終了後にメジャー挑戦へ 大谷に刺激「死ぬまでに経験してみたい」

2022年12月01日 18:01

野球

日本ハム・上沢が来季終了後にメジャー挑戦へ 大谷に刺激「死ぬまでに経験してみたい」
<日本ハム契約更改>会見で来オフのメジャー挑戦希望を表明した上沢(撮影・高橋茂夫) Photo By スポニチ
 日本ハムの上沢直之投手(28)が1日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万円増の1億7000万円で更改。交渉で球団に来季終了後にメジャー挑戦の希望を伝えたことを明かした。
 「人生で限られた時しか挑戦できない。挑戦できるなら挑戦したい。死ぬときにアメリカ行きたいなと思うと思った」

 テレビ会見終了間際だった。「ちょっと言いそびれたんですけど」と、自ら切り出した上沢は「球団の方に来季終了後、メジャーに挑戦したいという思いは伝えさせてもらって。僕の意思としてはアメリカで野球がしたいと伝えさせていただきました」と、メジャー挑戦の意向を口にした。

 球団OBで1学年下の大谷翔平(現エンゼルス)から刺激を受けた。メジャーを意識したのは「翔平がアメリカ行ったあとからですかね」と上沢は振り返る。日米野球にも参加し「世界の選手が集まるところでやる野球はどんな感じだろう。死ぬまでに経験してみたいなという思いが強くなったのが1番」と話した。

 過去に新庄監督から「アメリカ興味ないの?」と、聞かれたことがあり「あります」と答えたという。上沢は「新庄さんもアメリカで野球やっていたので“良いじゃん”と言われましたけど。来年、しっかりした成績を残して、監督を日本一にして(メジャーに)行くのが1番良い形」と熱く語った。

 プロ11年目の今季は23試合に登板して8勝9敗。終盤に右足骨折を負いながらも2年連続の規定投球回152回を投げ、防御率3・38だった。「きっと僕がアメリカ行きたいと言うことによって日本でたいした成績を残していないと言われると思うが、でも僕はこれまでも人生の決断は死ぬときに後悔しない方を決断してきたので。来季、僕は人生を懸けて戦います」と力強く語った。

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