ソフトバンクFA移籍・近藤健介 “師匠”に対し「そういう存在がいるのは本当に僕の中では大きい」

2022年12月14日 16:42

野球

ソフトバンクFA移籍・近藤健介 “師匠”に対し「そういう存在がいるのは本当に僕の中では大きい」
<ソフトバンク入団会見>入団会見を行う近藤と三笠GM(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 “師匠”とともに頂点を目指す! 日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、ソフトバンクに入団した近藤健介外野手(29)が14日、福岡市内のホテルで会見を行った。以前から“師匠”と呼ぶ長谷川勇也打撃コーチ(37)からプロ野球選手として影響を受けていることを明かした。
 自身にとってヒーローの背中や言葉は大きい。長谷川コーチからは、交渉段階でチームの魅力ばかりではなく、厳しさやプレッシャーなども説かれたという。酸いも甘いも言葉にしてくれた同コーチを師匠と位置付ける近藤は、「来年30(歳)になりますけど、そういう言葉をいただくっていうのも、なかなか少なくなってくる年にもなってくると思うので。そういう存在がいるのは本当に僕の中では大きいかなと思っています」と話す。

 憧れの存在との関わりは約8年前にさかのぼる。「14年、はじめて1軍で1年間やっている時に、長谷川さんは凄いバッティングをされていて。あぁいう風になりたいなと思いながら、ずっと見ていましたが、なかなか声をかけられず。ようやく声をかけられるようになった時に、いろんなことを教えてもらって、自分の成長も気にかけてもらって、本当に師匠という言葉しかないかなと思います」と振り返る。

 相手チームでありながらも、ソフトバンクとの試合前に行われるバッティング練習などでは「長谷川コーチや中村晃さん」を意識し、チェックしていたという。「タイプが僕と似ているかなと思いながら見ていた」と話し、ミスショットの少ないバッティングを参考にしていた。

 背番号は、松中信彦や松田宣浩などがつけた「3」に決まった。「伝統ある背番号と認識しています。重みを、プレッシャーを感じながら、自分の番号になるように努力したい」と闘志を燃やす。持ち味の選球眼を発揮し、“師匠”長谷川コーチとともに来季は3年ぶりのリーグ優勝と日本一奪還を狙う。

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