WBCでドミニカの強打者から1イニング3奪三振 無名のニカラグア投手がMLBタイガースと試合後即契約

2023年03月14日 08:50

野球

 国際舞台で“アメリカンドリーム”をつかんだ。8日(日本時間9日)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグD組のドミニカ戦に登板したニカラグアのデュケ・エベルト投手(21)が登板後即、メジャーリーグのタイガースと契約を結んだ。
 同投手は9回から6番手として登板。先頭のフアン・ソトをチェンジアップ、2番フリオ・ロドリゲスをスライダーで連続の空振り三振、マニー・マチャドに二塁打を許したものの、ラファエル・ディバースをチェンジアップで空振り三振に仕留める見事な投球を披露した。

 この好投を受け、デトロイト・タイガースが試合後に素早い動きを見せた。1メートル78、77キロの右腕と即座にマイナー契約を結んだ。ニカラグアのサンドル・ギド監督は「素晴らしい、この大会の良い部分の一つ。この舞台で最高の選手に投げることができ、いい経験になった。彼はもっと良くなる」と若き才能にエールを送っている。

おすすめテーマ

2023年03月14日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム