苦しいリハビリ乗り越えた阪神・湯浅 両親と球団の手厚いサポートがあるからこそ今がある

2023年04月01日 07:20

野球

苦しいリハビリ乗り越えた阪神・湯浅 両親と球団の手厚いサポートがあるからこそ今がある
<神・D>ファンの声援に応える湯浅(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神6―3DeNA ( 2023年3月31日    京セラD )】 【記者フリートーク】聖光学院での成長痛によるマネジャー転身、甲子園本大会でのベンチ外、プロ入り後3度の腰椎分離症――。湯浅のここまでの道は、決して平たんではない。本人の苦心はもとより、最大の理解者でファンでもある両親にとっても、3度目の腰椎分離症発症はショックが大きかった。母・衣子さんは、今でもリハビリ中を思い出すと涙が止まらない。
 「何もできんよね。話を聞いてあげるだけで…」

 3度目の発症後は「(骨が)折れたままでもやる」と一度は決意した。球団側が完治を優先させ、リハビリに専念。「本当にあの判断に助けていただいた。あそこで無理やり投げていたら…」と父・栄一さんは振り返る。地道なリハビリを乗り越えた本人の努力に加え、両親と球団の手厚いサポートがあるからこそ、湯浅京己の今がある。(阪神担当・阪井 日向)

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