巨人・坂本 20打席目で今季初出塁 9回代打で8球粘って栗林から四球 チームは3連敗

2023年04月08日 05:30

野球

巨人・坂本 20打席目で今季初出塁 9回代打で8球粘って栗林から四球 チームは3連敗
<広・巨>9回無死、四球で出塁する坂本勇(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2-4広島 ( 2023年4月7日    マツダ )】 巨人打線は相手を上回る11安打を放ちながら、投手・ビーディの適時打による2得点止まり。今季ワーストの13残塁と決定打を欠き3連敗を喫した。原監督は「(安打は)ちょこちょこ出てはいますけどね」と悔やんだ。
 開幕から19打席無安打の坂本に代わり、3年目の中山がプロ初の1番・遊撃でスタメン。初回先頭で中前打など2安打し「緊張したけど、やってやるという気持ちが強かった」。だが、6回1死二、三塁では遊飛に倒れた。4番・岡本和は猛打賞で打率・423はリーグトップ浮上も、3番・丸は無安打3三振に終わり、打率・077と1割を切った。指揮官は「中心選手がいかないと」と促した。

 坂本は2点を追う9回に代打で登場。栗林から8球粘って四球を選び、今季初出塁した。右膝を軽く曲げるフォームで打席に立つなど、試行錯誤は続く。チームは3連勝後の3連敗で再び借金1。打線のつながりという課題が浮き彫りとなった。(川島 毅洋)

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