阪神・伊藤将の“おかわり”キャッチボールに進化を追い求め続ける姿勢が表れていた

2023年05月19日 07:00

野球

阪神・伊藤将の“おかわり”キャッチボールに進化を追い求め続ける姿勢が表れていた
<中・神>柳に投げ勝ち笑顔の伊藤将(右)(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4―1中日 ( 2023年5月18日    バンテリンD )】 【記者フリートーク】進化を追い求め続ける3年目左腕の姿勢が、象徴的に表れていた。今月14日。通常の練習メニューを終えた阪神・伊藤将は、ブルペン捕手相手に“おかわり”でキャッチボールし、持ち球にないスライダーを投げ続けた。
 「左バッターに対して、もうちょっと大きな横の変化が欲しいなと。(坂本)誠志郎さんとも話して“大きめの(横の変化球)投げられたらいいね”って。結構ショートとサードの間に打球が飛ぶので、もうちょっと遅い球で引っかけて二ゴロとか一ゴロを増やしたい」

 キャッチボール後、アドバイスを送った安藤投手コーチも「(相手の)慣れが出てきたら対策も変えられたりするし。カットボールのイメージができているから、違うイメージが出てくるとまた投球の幅が出てくる」と、うなずいていた。この試合でスライダーは使われなかったが、相手の対策の上をいく準備は常に整っている。(阪神担当・阪井 日向)

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