大商大・上田 打者21人連続無安打 視察の日本ハム稲葉GM「馬力があり“強い投手”」

2023年06月06日 06:15

野球

大商大・上田 打者21人連続無安打 視察の日本ハム稲葉GM「馬力があり“強い投手”」
<星槎道都大・大商大>先発した大商大・上田(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【第72回全日本大学野球選手権第1日・1回戦   大商大8―1星槎道都大 ( 2023年6月5日    東京D )】 大商大の最速154キロ右腕・上田大河(4年)が7回1安打1失点の好投で7回コールド発進に貢献した。「1点勝負になると思っていた。先制されたけど切り替えられました」。初回先頭に右翼線の二塁打を浴びて以降、打者21人連続を無安打。初回の左犠飛が唯一の失点で、7奪三振1与死球のみと付け入る隙を与えなかった。
 相手先発で153キロ左腕・滝田一希(4年)との今秋ドラフト候補対決だった。0―1の5回に一挙4安打5得点の援護を受けてリズムに乗り「いい投手だと分かっていたが、野手を信頼していた。心強い」と感謝した。バックネット裏には、プロ各球団の編成幹部クラスが集結。日本ハムの稲葉篤紀GMから「いろんなパターンの抑え方がある。馬力があり“強い投手”だと感じた」と評価されるなどアピールに成功した。

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