若菜嘉晴氏 量産態勢に入ったソフトバンク・山川 「左腕」効果で調子が上向いた

2024年08月04日 05:00

野球

若菜嘉晴氏 量産態勢に入ったソフトバンク・山川 「左腕」効果で調子が上向いた
若菜嘉晴氏 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク7ー8日本ハム ( 2024年8月3日    みずほペイペイD )】 【若菜嘉晴 視点】山川は狙い球がしっかりしてきた。上体だけで振っていたのが、下が回転できるようになった。ホームランにしたスライダーは前半戦までだったら、ファウルになっていたと思う。調子が上向いた要因として考えられるのは「左腕」効果だ。
 球宴明けは8試合連続で相手先発が左投手だった。右投手には内角を攻められ、外の変化球が多かったが、左投手だと思い切って踏み込んでいける。下が回転し始めたのはその効果もあるのではないだろうか。8試合5発。量産態勢に入ったから30本は越えていくと思う。少なくとも35本を目指してほしい。

 心配なのはオスナがいなくなった影響だ。ヘルナンデスへの対策として「高めを捨てる」という作戦を相手球団がとるようになった。緩急がなく、真っすぐを待たれると苦しい。8回は経験もあり、調子のいい藤井にスイッチすることも考えたほうがいいだろう。(スポニチ本紙評論家)

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