天龍、39年のプロレス人生に幕 壮絶最後も「これ以上望むものない」
2015年11月15日 19:44
格闘技
「負けたー!」。マイクを手に悔しそうに雄叫びを上げた天龍。最後まで闘争心の塊だった。セレモニーでは「皆さん、俺は本当に、腹いっぱいのプロレス人生でした。これ以上望むものはありません。ありがとうございました」とファンにあいさつ。
館内に鳴り響く10カウントとともに、リングに別れを告げた。
天龍は1963年に大相撲の二所ノ関部屋に入門。76年秋場所後に突如引退、同年10月に全日本に入団。プロレス界を代表するレスラーとなった。今年2月、正式に現役引退を表明した。