石井 96秒で失神…“日本代表”が屈辱KO負け
2015年12月30日 05:30
格闘技
新たな大型格闘技イベントの世界トーナメントに出場した石井慧(29=I DASH RHINO)が1回戦でごう沈した。イリー・プロハースカ(37=チェコ)にわずか1R1分36秒で失神KO負け。世界各国の格闘技団体のトップクラスが集まった中で“日本代表”として大きな期待をかけられたが、無残にリング上に倒れ込む結果となった。
日本代表の石井がまさかの瞬殺負けを喫した。1Rの1分30秒すぎ。自身よりも12センチも身長の高い“チェコの新鋭”プロハースカのハイキックが飛んできた。必死にガードしたものの、あまりに強烈過ぎて体勢がグラリ。立ち上がった際に再びパンチで崩され、最後は右膝蹴りをまともに2発食らって失神した。試合前は「全部順調に進んでいる」と自信満々に意気込んでいたが、チェコの格闘技団体GCFのライトヘビー級王者に完敗。31日の準決勝に進むことなく、世界の壁を思い知らされてしまった。
同じく大みそかにイベントを行うIGFが普段の石井の主戦場だ。しかし「みんな強い選手が来ているし、ファイトマネーの面でもいいオファーだった」とプロ格闘家としてのプライドを保つために参戦を決意。生活の拠点とするオランダでは“皇帝”ヒョードルとも練習を積んで本番に備えてきた。しかし、RIZINの榊原信行実行委員長が「日本を背負えるのは石井選手しかいない」と託した期待に応えることはできなかった。
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