ボクシングのダブル世界戦の前日計量が7日、東京都千代田区のホテルグランドパレスで行われ、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは王者・井上尚弥(大橋)がリミットいっぱいの52・1キロで一発パスしたのに対し、挑戦者のダビド・カルモナ(メキシコ)は200グラムオーバーの52・3キロで再計量を行うことになった。再計量は2時間の猶予が与えられる。
井上にとって挑戦者の体重オーバーは初めての経験となったが、相手の再計量を聞いた井上は「200グラムだったら簡単じゃないですか」と楽観視していた。
またIBF世界ライトフライ級タイトルマッチは王者・八重樫東(大橋)が48・7キロ、挑戦者マルティン・テクアペトラ(メキシコ)が48・8キロでいずれも一発でパスした。