三好 判定で新王者 東洋太平洋女子フェザー級、初の3階級制覇

2016年06月07日 22:17

格闘技

三好 判定で新王者 東洋太平洋女子フェザー級、初の3階級制覇
史上初の東洋太平洋女子3階級制覇を達成した三好喜美佳と新田渉世会長
 ボクシングの東洋太平洋女子フェザー級王座決定8回戦は7日、東京・後楽園ホールで行われ、三好喜美佳(32=川崎新田)がカイ・ジョンソン(34=竹原慎二&畑山隆則)に3―0の判定勝ちを収めて新王者となった。三好はバンタム級、スーパーフェザー級と合わせて女子史上初の東洋太平洋3階級制覇。通算成績は三好が22戦13勝(5KO)8敗1分け、カイが18戦5勝(2KO)10敗3分け。
 三好は3月に前東洋太平洋女子スーパーフェザー級王者・水谷智佳(34=宮田)を3―0の判定で下し、2階級制覇を達成。昨年11月以来、計3度目の対戦となったカイの速い動きに戸惑い、苦戦を強いられたが、7回に右3発を打ち込んでダウンを奪い、3点差が2人、1点差が1人の採点で3つ目のベルトをつかんだ。「リズム感が違うので少しやりづらかったが、途中から前に出てリズムも何も関係なくやったのがよかった。カイ選手は本当に強かった」とホッとした様子。今後については「希望としては世界戦、もしくはスーパーバンタム級での4階級制覇も頭に入れている」と話した。

 三好は現時点でフェザー級とスーパーフェザー級のタイトルを保持するが、規定でどちらか1つは返上しなくてはならない。川崎新田ジムの新田渉世会長は「体重的にはフェザー級がいいが、世界を狙うならスーパーフェザー級の方が組みやすい」として決断を保留した。

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