恒成「KOして」2階級 国内最速タイ8戦目制覇へ

2016年12月27日 05:30

格闘技

恒成「KOして」2階級 国内最速タイ8戦目制覇へ
WBOライトフライ級の王座決定戦で2階級制覇に挑戦する田中 Photo By 共同
 【WBO世界ライトフライ級王座決定戦   同級1位モイセス・フエンテス≪12回戦≫同級2位・田中恒成 ( 2016年12月31日    岐阜メモリアルセンターで愛ドーム )】 大みそかのWBOライトフライ級の王座決定戦で2階級制覇に挑む田中恒成(21=畑中)が26日、名古屋市内で練習を公開し「過去と比べてかなりいい。KOして必ず2階級制覇を達成する」と宣言した。
 動きを止めない守備に重点を置いて取り組み、ミット打ちなどで軽快なフットワークを披露。減量もリミットまで残り約2キロと順調に来ており、約7カ月ぶりの試合へ「5月とは全く違うボクシングを見せられる」とレベルアップを強調した。

 対戦する同級1位モイセス・フエンテス(31=メキシコ)は畑中清詞会長が「楽な相手ではなく過去最強」と話す難敵だが、選んだ道が正しかったと証明するためにも負けられない一戦だ。今年4月にWBO世界ミニマム級王座を返上。5月にノンタイトル戦を行い、ここに備えてきた。

 8戦目で2階級制覇となれば、井上尚弥と並び国内での最速記録となる。田中は相手のパワーを警戒しながらも「前半、中盤は必ず競る。後半に抜け出し、KOまで一気に突き抜ける」と宣言。最後に勝者として腕を上げるイメージはできている。

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