31日に東京・大田区総合体育館で行われるボクシングのダブル世界戦の前日計量が30日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は王者・田口良一(30=ワタナベ)がリミットより100グラム軽い48・8キロで一発パス。挑戦者の同級3位カルロス・カニサレス(23=ベネズエラ)は600グラムアンダーの48・3キロでクリアした。
節目の5度目の防衛戦となる田口は「相手も調子が良さそう。いい試合ができるかな」と楽しみな様子。「少しは緊張するけれど、楽しみながらやりたい」と話し、世界王座復帰を目指すジムの先輩・内山高志(37)の前座を務めることについては「何としても勝って、内山さんにも勝ってほしい」とダブル白星を誓った。