宮城出身の藤岡奈穂子 4階級制覇で被災地に力を「勇気づけたい」
2017年03月12日 13:22
格闘技
宮城県出身で2011年3月11日の東日本大震災では地元が被災し、自身が予定していた翌12日の世界初挑戦も延期になった経緯があり、前日11日午後2時46分には自宅で黙とうを捧げた。「あの時みたいに初心に帰って、もう1回世界挑戦と言われているのかなと思った。基本に立ち返ってやりたい。自分が勝って(復興が)さらに前へ進めるよう勇気づけたい」と誓った。
なお、グローブはメキシコのレイジェス社製を使用し、色はミジャンが赤、藤岡が紫。藤岡は普段の練習からレイジェス社製を使っており、「最近は綿もしっかりして、(日本の)ウイニング製寄りになってきた」と話した。オフィシャルはレフェリーが島川威氏(日本)、ジャッジは原田武夫(日本)、ピニット・プラヤドサブ(タイ)、プロムマセ・チャウシュラック(同)の3氏。