井上尚弥 9月米デビュー戦はカーソンで開催 ロマゴンと競演
2017年07月07日 11:51
格闘技
井上尚は興業のセミファイナルに登場し、WBO王座6度目の防衛戦で同級7位アントニオ・ニエベス(米国)の挑戦を受ける。メインは今年3月の再戦となる王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)―前王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア、帝拳)のWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチで、その勝者への挑戦権を決めるカルロス・クアドラス(メキシコ、帝拳)―ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)の元世界王者対決も組まれている。スーパーフライ級の世界トップ選手が集結する興業のリングサイド席のチケットの値段は250ドル(約2万8300円)に設定された。
スタブハブ・センターは米ロサンゼルスにあるステープルズ・センターと同じAEGが所有。当初、9月9日はステープルズ・センターでWBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタクルス(メキシコ)―同正規王者アブネル・マレス(同)の王座統一戦が計画され、同日に同地区の2つの会場で興業を行うことにAEGが難色を示していた。そのため井上尚の試合は米ラスベガスへ場所を移して行われる可能性もあったが、AEGが各プロモーターと交渉した結果、サンタクルス―マレス戦を10月7日へずらすことに成功。井上尚らの興業は予定どおり9月9日にスタブハブ・センターで開催することが決まった。