アラム氏 “議員”パッキャオに言及「職務が影響するなら引退」

2017年07月11日 14:18

格闘技

アラム氏 “議員”パッキャオに言及「職務が影響するなら引退」
マニー・パッキャオ (AP) Photo By スポニチ
 ボクシングプロモーターのボブ・アラム氏(85)は、母国フィリピンで国会議員としての顔を持つマニー・パッキャオについて言及。6日のマニラ・タイムズ紙(電子版)にはそのコメントが掲載されている。2日にジェフ・ホーンとのタイトル戦に敗れ、王座から陥落したパッキャオ。アラム氏は議員とボクサー、「2足のわらじ」を履くことに限界を感じているようだ。
 「もし彼が再び戦うつもりならば、しっかりと身を入れて練習するべきだね。そして、(ホーンとの)初戦で何が悪かったのかを理解する必要がある。しかし、議員の職務がボクシングに影響を与えているようなら、ボクサーを引退するべき。数週間のうちに彼と直接会い、今後について話し合いうが、聡明な決断を期待しているよ」。

 ホーンとの試合では、契約に再戦条項があり、それを行使することもできる。しかし、議員とボクサー、どっちつかずの状態が続くのであれば、グローブを壁に吊した方がいい。アラム氏はパッキャオにそう忠告している。ただ、名プロモーターはこうも語っていた。

 「彼のしたいことが何なのかを考えなければいけない。このまま引退するのであれば、それで構わないし、ホーンとの再戦を選ぶのであれば、それに向けて我々は動くつもりだ。周囲がプレッシャーをかけるべきではないし、決断を急ぐ必要はないさ」。

おすすめテーマ

2017年07月11日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム