王者・池山 採点で引き分け6度目の防衛に成功
2017年07月11日 21:35
格闘技
池山は「スロースターターで前半はエンジンがかからなかった部分があった」と言いながらも、「目標を達成しないと、やってきた意味がないと気合を入れ直した」と後半の反撃を説明。自身の前進に対して後退する選手が多い中、「花形さんは前へ出てくるので距離が取れない。やりにくい相手」と苦笑し、自己採点は「70点。今回も完全燃焼ではなかったけど前回より点数はいい」と話した。
一方、またも終盤に追いつかれた戴冠を逃した花形は、前回よりも落胆の表情を隠せなかった。「評価は自分でするものじゃない。ジャッジがそう見えたのが事実。これが実力」と唇をかみしめた。現役時代に5度目の挑戦で世界王座を獲得した花形ジムの花形進会長は「諦めないで続けることが大事だが、こればかりは本人が決めること」と語った。