三浦「足を使われて空回りした」今後は「まだ何も考えられない」
2017年07月16日 15:17
格闘技
「やっぱり足を使われた。来るかなと思ったけど、追い込みが足りなかった。相手がうまかった」
――追う練習はしていたと思うが、想定と違う動きだったか。
「うまく左が当たらない距離にいた。当てづらかった」
――ボディーは効かせたが。
「効いたのはあったけど、その後うまく逃がされました。効いたのは10回?それぐらいです」
――1回にダウン。
「本当にタイミングよくもらって、あれっていう感じだったけど、パニックにはならなかった。大丈夫だった」
――ベルチェルトは想定外の動きだったか。
「足をあんなに使われたのは想定以上だったかな。それ以外は想定内」
――試合中は。
「倒してやろうという思いでしたけど、現実は足を使われて空回りしたなというのも感じながらでした」
――練習してきたことは。
「出せたと思うが、それ以上に彼がうまかった。上もショートはいいのも当てましたけど、大きなダメージまでいかない。もう少し深く当てたかった」
――今後は。
「まだ何も考えられない。ゆっくり考える?そうですね」
――やり残したことは。
「今まで負けた試合というのはダウンを取ったり、見せ場をつくるなりの負けだったけど、今回は完封された形。そこでどう気持ちを持っていくかですね」
――三浦選手のパンチにはメキシコ人の観客も沸いていた。
「それはうれしいですね。最初の海外の試合はそういうこともなかったので。海外に来て、名前を知られて、うれしいですね」
――8回にボディーを効かせたあと、相手が後頭部を打たれたとアピールして休んだ。本来ならチャンスだったのでは。
「打った自分も悪い。あれは仕方ない」
三浦は短い囲み取材を終えると、日本から取材に訪れた記者に「遠いところ、ありがとうございました」と感謝を口にするのも忘れなかった。