木村隼人 判定負け 10回には左右の連打を浴びてダウン寸前に

2017年07月19日 22:03

格闘技

木村隼人 判定負け 10回には左右の連打を浴びてダウン寸前に
王座獲得を逃し、うなだれる木村隼人 Photo By スポニチ
 ボクシングの東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は19日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者の同級11位・木村隼人(28=ワタナベ)は王者レネ・ダッケル(26=フィリピン)に0―3で判定負けした。日本王座挑戦に連敗していた木村は28戦21勝(13KO)7敗、3度目の防衛に成功したダッケルは27戦20勝(6KO)6敗1分け。
 序盤はダッケルが右のオーバーハンドやボディーで有効打を放ち、木村が右やボディーで対抗。4回終了後の公開採点は2―0(39―37×2、38―38)でダッケルがリードした。中盤、木村は効果的なボディーを立て続けに入れ、8回には王者の膝が折れる場面も。この回終了後の公開採点は1―0でダッケル(77―75、76―76×2)と差は縮まった。

 しかし、木村が右をもらう回数は減らず、10回には左右の連打を浴びてダウン寸前に。終盤はともに疲労が目立ったが、木村は終了ゴング後、採点が発表される際もコーナーから立つことができなかった。採点は115―113、116―112、117―111で、ジャッジ3人ともダッケルを支持した。

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