プロボクシングのWBO世界ウエルター級タイトルマッチは12日、会場となるオーストラリアのブリズベンで前日計量が行われ、王者のジェフ・ホーン(オーストラリア=29)は146・6ポンド(66・49キロ)、挑戦者で同級10位のゲーリー・コーコラン(英国=27)は146・5ポンド(66・45キロ)でともにパスした。
ホーンは7月にマニー・パッキャオから同タイトルを奪取。パッキャオとダイレクトでの再戦も噂されたが、初防衛戦の相手にはコーコランが選ばれた。コーコランの戦績は18戦17勝(7KO)1敗。スタイルはオーソドックスで、7月に空位のWBOインターコンチネンタル王座を獲得した。
ホーンで気になるのは、計量までの24時間で9ポンド(約4キロ)を落としたこと。体調面が懸念されるが、本人は「減量がきついのはいつものこと。過去にも経験している」と問題がないことをアピールしていた。