田口“ツヨカワ”より“謙虚な王者” 新愛称で統一王座&V7だ
2017年12月22日 05:30
格闘技
公開練習では試合用シューズを披露。田口が好きな青色で、サイドには「HUMILITY KING」と縫い込んだ。「31歳なのでもういいかな」と苦笑する「ツヨカワ」は“卒業”し、新しいニックネームとしたい意向だ。「自分で謙虚と言うと変だけど、人から言ってもらえるならうれしい」。最初に師事した洪東植(ホン・ドンシク)トレーナーに「ボクサーは自己管理、プロ意識、謙遜」と教わったとおり、真面目に謙虚にボクシングを追求してきた。全国に名前を売るならこれほどふさわしいニックネームはない。
入場曲は「THE FINAL COUNTDOWN」に変更。元WBA世界フライ級王者・坂田健史の試合で聴き「王者になったら流したい」と希望していたものを選んだ。ディフェンスを磨き、フィジカルトレを増やすなどメリンド対策もバッチリ。主要4団体に王者がいる現状で、「誰が強いのか分かりにくいけど、勝てば強さが証明される」と大一番をにらんだ。