ジロリアン陸 前日計量パスで「ラーメン二郎」へ 23日に全日本新人王決定戦
2017年12月22日 15:04
格闘技
一方、デビューから4連続KO勝ちで、西軍代表決定戦MVPの森は計量を終えるとスーツでバッチリ決めた。「スターになれる選手は身だしなみがきっちりしている」とプロ3戦目から実行しているそうで、元WBC世界バンタム級王者の薬師寺保栄会長からは「変わってるな」と言われたという。中学卒業後に熊本から名古屋の薬師寺ジムに入門。16歳からは1人暮らしで自炊もしているが、「不摂生になるのでラーメンは食べない。ちょっとでも体に悪いものは食べない」とジロリアンとは対照的にストイックだ。計量には愛知在住の祖母・美重子さん手作りの弁当と、自分でつくった馬肉のテールスープを持参。世界王者を目標に掲げており、「全部世界を取るため。新人王を取らないと、この先の道は開けない」と意識の高さをうかがわせた。
各階級のカードは以下のとおり。
▽ミニマム級 赤羽根烈(宇都宮金田)47・4キロ―井上夕雅(尼崎亀谷)47・2キロ
▽ライトフライ級 佐藤剛(角海老宝石)48・9キロ―長井佑聖(市野)48・8キロ
▽フライ級 薮崎賢人(セレス)50・6キロ―白石聖(井岡)50・6キロ
▽スーパーフライ級 今川未来(木更津グリーンベイ)51・9キロ―松浦克貴(岡崎)51・7キロ
▽バンタム級 富施郁哉(ワタナベ)53・4キロ―徳山洋輝(千里馬神戸)53・0キロ
▽スーパーバンタム級 飯見嵐(ワタナベ)55・2キロ―下町俊貴(グリーンツダ)55・1キロ
▽フェザー級 佐々木蓮(ワタナベ)57・0キロ―高瀬衆斗(蟹江)56・6キロ
▽スーパーフェザー級 ジロリアン陸(フラッシュ赤羽)58・9キロ―森武蔵(薬師寺)58・2キロ
▽ライト級 有岡康輔(三迫)61・1キロ―小畑武尊(ダッシュ東保)61・0キロ
▽スーパーライト級 木原宗孝(帝拳)63・3キロ―マーカス・スミス(平仲BS)63・5キロ
▽ウエルター級 重田裕紀(ワタナベ)66・6キロ―安達陸虎(井岡弘樹)66・4キロ
▽ミドル級 加藤収二(中野サイトウ)72・3キロ―徳山純治(真正)72・0キロ