花形冴美 判定勝ちで初防衛に成功「こういうところでしっかり勝てないと世界で勝てないので」

2018年03月08日 20:27

格闘技

花形冴美 判定勝ちで初防衛に成功「こういうところでしっかり勝てないと世界で勝てないので」
塙(左)を攻め立てる花形冴美 Photo By スポニチ
 ボクシングの東洋太平洋女子ミニフライ級タイトルマッチ8回戦は8日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・花形冴美(33=花形)が挑戦者の同級1位・塙英理加(27=UNITED)に3―0で判定勝ちして初防衛に成功した。
 序盤から積極的に前へ出た花形は右クロスが再三ヒットするなど攻勢で、4回終了時の公開採点はジャッジ3者ともフルマークで花形。しかし、塙も打たれ強さを見せ、終盤はボディー攻めを中心に花形を追い詰めた。採点は3者とも78―74で王者を支持した。16、17年と2年続けてWBO女子世界アトム級王者・池山直(48=フュチュール)に挑戦して引き分け、王座獲得を逃していた花形は「こういうところでしっかり勝てないと世界で勝てないので、勝ててよかった」と話した。

 前座では女子日本タイトルマッチ3試合が行われ、バンタム級は王者・吉田実代(29=EBISU K’sBOX)が同級1位カイ・ジョンソン(36=竹原慎二&畑山隆則)に3―0で判定勝ちして初防衛に成功。フライ級王座決定戦は同級2位の池本夢実(21=琉球)が1位の小関有希(25=K&W)に3―0の判定で、アトム級王座決定戦は同級2位の鈴木菜々江(25=シュウ)が1位の葉月さな(33=Yukoフィットネス)に2―0の判定で勝ち、それぞれ新王者となった。

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