八重樫東 10カ月ぶりの再起戦で2回TKO勝ちも「内容的には全然」
2018年03月26日 21:27
格闘技
昨年5月、1回TKO負けでIBF世界ライトフライ級王座から陥落。国内初となる4階級制覇へ向け、2階級上のスーパーフライ級での現役続行を決めた。だが、試合直後のリング上では「内容的には全然」と首を振り、4階級制覇についての質問にも「このような内容ではとうてい勝っていけない」と苦笑い。控室でも「練習してきたことが出せない。思いのほか動けなかった。出入りのボクシングを練習してきたのに」と前向きな言葉は出ず、「手応え?スカスカです。世界?何も見えない」と話した。
それでも「試合までの課程も含め、リングに上がれるのは幸せなこと」と語り、「今日の試合で(八重樫は)ダメと見られるのが嫌で、見返したかった。そこに対しての悔しさも凄くあるが、引き続きそう思ってくれるのならモチベーションになる」と反骨心も強調。「35歳だけど、まだまだ伸びしろがあると思い込んでやっていきたい」と決意を口にした。