マクドネル 初のTKO負けに「地球上で一番強い男と試合ができた」現役続行には意欲

2018年05月25日 22:41

格闘技

マクドネル 初のTKO負けに「地球上で一番強い男と試合ができた」現役続行には意欲
<ダブル世界戦>1R、マクドネル(手前)からダウンを奪う井上尚弥(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【プロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦   王者ジェイミー・マクドネル―同級2位・井上尚弥 ( 2018年5月25日    大田区体育館 )】 過去判定負けしかしていない王者マクドネルが、井上にボコボコにされた。強烈なプレッシャーを受けると腰がひけ、あっけなく尻もちをつきダウン。爪痕も残せないまま1回TKO負けし、「地球上で一番強い男と試合ができた。今日は私が勝てる夜ではなかった」と脱帽した。
 控室では赤い目で言葉を詰まらせながら「次は階級を上げて戻ってきたい」と現役続行に意欲。体重は1時間10分遅刻した前日計量時よりも12キロアップした65・3キロで戦ったという。「ここ10年バンタム級でやってきた。減量も特に大きく何かを変えたことはない」。ベルトを失った前王者の声は弱々しかった。

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