「RIZIN.11」炎上上等の真夏の決戦!浅倉カンナとRENAの再戦発表

2018年05月29日 16:41

格闘技

「RIZIN.11」炎上上等の真夏の決戦!浅倉カンナとRENAの再戦発表
<RIZIN.11対戦カード発表会見>笑顔を見せる浅倉カンナ(左)とRENA Photo By スポニチ
 総合格闘技の「RIZIN.11」(7月29日、さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードが都内のホテルで発表され、昨年の大みそかに女子スーパーアトム級GP決勝で戦った浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)とRENA(26=シーザージム)の再戦が決まった。試合はMMAルールの肘ありで行われる。会見は「史上初」(榊原信行実行委員長)となる女子選手のみで行われ、女子格闘技の熱の高さを感じさせた。
 昨年の大みそかは浅倉が得意のバックチョークでRENAを破りGP優勝。会見では「RENAさんを越せたとはまだ思っていない」と前置きした上で、「チャンピオンとして、いつでも試合はやるぞと思っていた。肘ありは打撃だとRENAさんが有利、グラウンドだと自分が有利」と分析した。

 対するRENAは7月6日の「Girls S―cup2018」(東京ドームシティホール)でMMAの試合をはさんでから浅倉と対戦する。「まさか10回目(の大会)でMMAで出場するとは」と話し、3週間で2試合の強行日程に「やったことはないが、私は気持ちでどうにかなるので」と不安を一蹴。今後決定する対戦相手には「寝技の強い選手、あえて言うならタックルも強い選手」を希望した。

 浅倉との再戦についてRENAは「リング上であんな大失恋したことない。あのときは浅倉カンナ“ちゃん”だった。今は気持ちが切り替わって浅倉カンナ“選手”になっている」と表現。「しっかり勝って、“中心の座は私なんだぞ”というところを取り戻したい」とリベンジに闘志を燃やした。

 榊原実行委員長は浅倉とRENAの一戦に「賛否両論はあると思いますが炎上上等という思いです」と説明。メインになる可能性は「きわめて高い」と話し、「女子格闘技の新しい1ページになる。先を考えることなく、“えげつなく”一本を決めに行く試合になると思う」と力を込めた。テレビ中継を通じて、お茶の間の層にもアピールできる「真夏の女の対決」を期待していた。

 他の対戦カードは女子49・0キロで石岡沙織(30=禅道会)と山本美憂(43=KRAZY BEE)の一戦が肘なし、男子93・0キロでイリー・プロハースカ(25=JetsaamGymBrno)とブルーノ・カッペローザ(29=Corinthians MMA)の一戦が肘ありで発表された。

 会見には浅倉、RENA、石岡、山本に加え「Girls S―cup2018」に出場する“RENAの妹分”MIO(23=シーザージム)も出席。「しっかり主役になれるよう頑張ります」と意気込んだ。

おすすめテーマ

2018年05月29日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム