“ボクシング界の上戸彩”1年半ぶり復帰戦での勝利誓う「いずれベルトを取り返す」
2018年06月06日 14:49
格闘技
「膝のスペシャリストがいる病院」(宮尾)で手術し、約1カ月半の入院生活。「ボクシングをやめる気はなかったですね。復帰するための手術だったので」と宮尾。手術直後は激しい痛みに加え、全身麻酔の影響による体調不良もあり一時的に車いす生活も経験したが、心は折れなかった。
「王座から陥落したまま終わりたくなかったし、移籍一発目の試合で怪我をして諦める訳にはいかなかった。むしろ、周囲をどう説得するかを考えていました」
リハビリと並行しながら昨年8月から少しずつ練習を再開。ほぼ完治した今年4月からスパーリングなど実戦的な練習も始めた。「最初は自分のイメージと体の動きがリンクしていなかった」というが、それも既に解消し「あとはリングに戻って、あの場所でどうかだけ」と自信をのぞかせる。
1年半ぶりのリングに向かう心境を「楽しみと緊張…8対2ぐらい」と表現。対戦相手のアリコに関しては「よく知らない」というものの、「いずれベルトを取り返すために、自信を取り戻せる試合を」と勝利を誓った。