【WBA世界ミドル級タイトルマッチ (王者)村田諒太《12回戦》(同級2位)ロブ・ブラント ( 2018年10月20日 米ラスベガス パークシアター )】
2度目の防衛戦に臨む村田が“鉄拳制裁”を予告した。14日に都内で外国人パートナーとのスパーリングを再開。「判定とは思っていない」と珍しくKOを予告し、「今回は何となく倒したい気持ちがある」と明かした。
V2戦は交渉が難航した末、指名試合に決定。交渉ではブラント側にリスペクトを欠いた面や挑発的な言動があり、発表会見でも「感情的になっている」と明かしていた。V2戦後のビッグマッチをアピールするためにもKOは必要だが「交渉もいろいろあった。ま、なめんなよという気持ちもある」と不快感を示した。一方で「気持ちがはやらないようにコントロールしないと」と戒めた。
前週に風邪をひいて38度の熱を出したため10日ぶりとなったスパーでは2人を相手に計4ラウンドを消化。相手にプレッシャーを与えるジャブがさえており、「ジャブでダメージを与えるボクシングをしないといけない。僕のジャブだと(相手は)結構ダメージがたまると思う」と説明した。