魔裟斗、KIDさんへ“最期の言葉”「まさに戦友」「素晴らしいファイターだった」
2018年11月04日 12:17
格闘技
山本さんの生涯最後の試合になったのは、15年大みそかでの魔裟斗戦。「あれが結果、最後のリングになったのも運命的なのかもしれません」と自分たちの“縁”に思いを馳せ、15年の試合後は「お酒でも飲んで思い出話したかった」というが、「実現しなかったのが心残り」と悔やんだ。魔裟斗は「新しい家族もできて、これからって時に病気になってしまって悔しかったと思う。これからはキッドイズムを持った後輩たちが、KIDのファイトスタイル、魂を継承して格闘技界を盛り上げてくれると思うのであの世で見守ってあげてください」と天国の戦友に呼びかけ、「最後の最後まで現役選手おつかれさまでした。KID、いままでありがとう」と感謝を述べた。
この日のお別れ会は「試合観戦、応援にいくような服装」という“ドレスコード”。関係者もこの日のために作られたメモリアルTシャツを着用し、返礼品にもTシャツが用意された。遺影は2001年のプロデビュー戦での写真など3枚。祭壇のコンセプトは「エネルギー」「力強さ」「生命力」で、菊やカーネーション、トルコキキョウなど7000本以上の花で彩られ、所属事務所「KRAZYBEE」のロゴマークも花で表現されている。