尾川「悔しさ払しょく」再起戦 ベルト奪還で恩返し必ず!

2019年02月02日 05:30

格闘技

尾川「悔しさ払しょく」再起戦 ベルト奪還で恩返し必ず!
前日計量をパスした尾川(左)とアルデア Photo By スポニチ
 【59・8キロ契約   尾川堅一《10回戦》ロルダン・アルデア(フィリピン) ( 2019年2月2日    後楽園ホール )】 ドーピングによる1年間のライセンス停止処分が解除された尾川堅一が2日、約1年2カ月ぶりの復帰戦に臨む。1日の前日計量を契約体重の59・8キロで一発パスした尾川は「自分の中に悔しい思いはある。それを払しょくする意味でも大事な試合」と再起への思いを口にした。
 17年12月に米国で行われたIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦で判定勝ちしたものの、4日前に採取された尿サンプルが禁止薬物に陽性反応を示し、試合は無効、尾川には処分が下された。

 「心が折れました。人生をかけてアメリカに行って…それを否定されてしまったので」

 一度はボクシングを辞めることも考えたが、家族にも支えられ「信じて応援してくれる人のために世界王者になって恩返ししたい」と決意した。

 この日は自身は31歳、三男・皇くんが3歳の誕生日。再出発となるフィリピンのライト級王者との対戦へ「戻ってきたからには“これぞ尾川”というボクシングを見せたい」と意気込んだ。

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