竹迫司登 引き分けで2度目の防衛に成功も苦戦に「申し訳ありません」
2019年03月02日 21:54
格闘技
ベルトを死守した竹迫だが「期待に応えることができず申し訳ありません。加藤選手は気持ちが強かった。自分はサウスポーが苦手なんすかね?」と首をひねった。
デビューから10戦10勝10KOで2018年度の新鋭賞を受賞。表彰式では世界王者たちに囲まれ、大いに刺激を受けた。また、1月にはWBO世界スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)に挑戦したジムの先輩で井上岳志(29)の米国遠征に同行。井上から「世界は遠くないぞ」と声を掛けられ、自身の世界挑戦への意識も高まっていたはずだった。
世界へ近づくためのの試合で大苦戦。「向こうの作戦にはまったというか、攻めずらさはありました。自分の腰が落ちず、連打も出なかった」と反省の言葉ばかりがもれた。
加藤陣営が再戦を希望していることを聞かされると竹迫は「やってくれるなら自分もやりたい」と即答。ワールドジムの斉田会長も「このままじゃ終われない。きっちり白黒付けた方がいい」と実現に前向きだった。