“Fカッププロボクサー”郷司利也子 4年半ぶりコスプレ解禁、進退のかかる13日の試合に意欲
2019年03月05日 20:58
格闘技
「今回は下手な試合はできない。自分の実力を全部出し切りたい。今までで一番、意気込みは強いです」
2008年にプロデビューも10年に右肩を脱臼し、長期休養。再起後も腰を痛めるなど故障に泣かされ、11年で9戦しかできず、戦績も3勝6敗と不本意で「何度かやめようと思った」ものの、ここまで続けてきた。
「やっぱり好きなんですよね。休んでいると、うずいちゃうんです。それがボクシングの魅力なのかな」
郷司にとって初めてのスポーツがボクシング。体力がない状態でスタートしたため、「年齢による衰えを感じる以上に体力がついていることを実感している」という。
この日、セーラージュピターの衣装を選んだ理由を「セーラー戦士のように格好良くなりたいと思ったのが格闘技を始めた原点なので身が引き締まる」と説明。対戦相手の細田について「強いと思う。私の苦手なタイプ」と分析しつつ、「相手が強くても自分のやることをやるだけ」と静かに闘志を燃やしていた。