王者・田中恒成 初防衛!“平成最後の大勝負”制す「敬意を示すためにも打ち合いを望みました」
2019年03月16日 16:53
格闘技
田中は昨年9月に木村翔(青木)に判定勝ちして、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と並ぶ世界最速タイのプロ12戦目で3階級制覇を達成。田口とはライトフライ級時代の17年末に1度は対戦することで合意しながら、自身の両眼窩(がんか)底骨折の流れており、お互いに階級を上げ、自ら熱望しての対戦だった。
田口は14年にWBA世界ライトフライ級王座を獲得。7度の防衛を果たし、17年12月にIBF王者との統一に成功したが、昨年5月にヘッキー・ブドラー(南アフリカ)に判定で敗れて王座陥落。再起を懸けての戦いだったが、勝利を飾ることはできなかった。
▼田中の話 田口選手に感謝です、試合ができて光栄ですし、強くなれました。ありがとうございました。田口選手の気持ちはわかっていましたし、リスペクトしていますし、大好きな先輩ボクサー。敬意を示すためにも打ち合いを望みました。もちろんそれが勝ちにつながると思っていましたし、打ち合いました。ギリギリです