院生ボクサー坂本真宏「結果で応えたい」 再起戦を母校・大阪市立大OBが支援
2019年04月22日 19:11
格闘技
下中奨三OB会長(38)は「国公立大の体育会ボクシング部からプロで世界戦をやる選手が出てくるとは想像できなかった。嬉しい限り」と昨年末の世界初挑戦を振り返った。そして「大阪市立大でのボクシング興行は歴史的なイベント。ここでOBが動かないわけにはいかない」とリング設営をはじめ、運営にOB会の総力を結集してバックアップすることを約束した。
坂本は「デビュー当時からOB会の方々にはチケットを買ってもらったり、応援していただいた。今回は運営にも協力してもらい、結果で応えたい」と意気込む。
91年4月創部の同大体育会ボクシング部は昨秋に廃部に追い込まれた。最盛期の06~07年には25~30人が在籍したものの、部として認められる最低人員5人を集められず、練習場も現在は他の用途に充てられたという。
今回の興行が成功し、ボクシングに興味を持つ学生が現れれば復活の機運が高まるかもしれない。