【WBC世界ミニマム級タイトルマッチ 王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)《12回戦》同級4位・福原辰弥 ( 2019年5月31日 タイ・チョンブリ )】
“ラストチャンス”と銘打つ福原に覚悟がにじんだ。熊本市内で会見した元WBO世界王者は「5月に30歳になるし、もう若くない。引退ではないが“今回が最後”という気持ち。ぶっ倒して熊本にベルトを持って帰る」と語った。
王者のワンヘンはフロイド・メイウェザー(米国)の持つ無敗記録「50」を抜く52戦全勝男。福原にとって17年11月25日に敵地で判定負けして以来の再戦となる。前回はノーモーションでの右に苦戦。「何回か分からないくらい映像を見直し、研究した。策はいろいろあります」と自信をのぞかせた。