伊藤雅雪、無念の王座陥落 判定で敗れ2度目の防衛ならず
2019年05月26日 13:24
格闘技
伊藤は昨年7月に日本人選手としては37年ぶりに米国で世界王座を獲得し、同12月に初防衛。今回は米大手プロモーター、トップランク社と契約してから初戦で、伊藤自身が「試練」と位置付けていた試合だった。
この日は乳児突然死症候群のため、生後2カ月で亡くなったヘリングの娘の10歳の誕生日。米メディアはそれをクローズアップして報道。2児の父であり、11月に第3子が誕生予定の伊藤は「彼には戦う理由がある。でも、私にも戦う理由がある。この戦いに負ける訳にはいかない」と強い決意で臨んだが、無念の王座陥落。熱望していたビッグネームとの対戦も大きく遠のいた。