井上尚弥「ワクワク」初のスターター 七夕の願いは「WBSS優勝」兄弟で4団体王者“独占”の意欲も口に

2019年07月07日 20:35

格闘技

井上尚弥「ワクワク」初のスターター 七夕の願いは「WBSS優勝」兄弟で4団体王者“独占”の意欲も口に
「YOKOHAMA STAR☆NIGHT RUN 2019」のスターターを務めた井上尚弥 Photo By スポニチ
 ボクシングのWBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)が7日、横浜赤レンガ倉庫イベント広場で行われた「YOKOHAMA STAR☆NIGHT RUN 2019」のスターターを務めた。
 横浜・みなとみらい21の夜景を楽しみながら走るランニングイベント。あいにくの雨模様となったが、井上は「スターターは初めてだったけど、走る人の気持ちは分かる。見ていてワクワクが伝わってきた」と、笑顔を浮かべてハイタッチでランナーを見送った。

 普段のロードワークは自宅周辺だが、試合が近づき、集中するためにホテル暮らしする際には、今回のコース周辺も走るそうで、「海もあるし、街もきれいなのでフレッシュな気持ちで走れます」と話した。すでにワールド。ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝に向けて練習を再開。テレビ局から七夕の願いを短冊に書いてと依頼され、「WBSS優勝」としたため、ノニト・ドネア(フィリピン)との決勝に改めて強い決意を示した。

 日本時間のこの日、カザフスタンで行われたWBC世界バンタム級タイトルマッチでは正規王者ノルディ・ウーバーリ(32=フランス)が同級15位アーサー・ビラヌエバ(30=フィリピン)を6回TKOで下して初防衛に成功。ウーバーリは、井上の弟で暫定王者の拓真(23=大橋)との統一戦が義務づけられているが、WBSSの優勝者との対戦を希望しているとも報じられた。井上は「まず拓真と統一戦をやるべき」と一蹴。「タイミングがあえば、拓真と一緒に興行をやれたらうれしい。拓真に正規王者になってもらってバンタム級を(兄弟で)まとめられたら」と4団体王者“独占”への意欲も口にしていた。

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