伊藤雅雪 9.13後楽園ホールで再起戦決定 年末興行での世界戦などを視野に
2019年07月19日 15:46
格闘技
敗戦直後は「僕自身のショックだった」と振り返る。「ただ、家族も含めて周囲が“このままじゃ終われない”と言ってくれた。(WBA世界ミドル級王座に返り咲いた)村田(諒太)さんじゃないけど、僕自身もあの試合が最後じゃ終われないと思った」と説明。「年末にまたチャンスがもらえたら」と年末興行での世界戦、または挑戦者決定戦などを視野に入れて9月に再起戦を設定したことを明かした。
すでに今月上旬から本格的なジムワークやフィジカルトレーニングを再開。今月末にはスパーリングなど実戦練習もスタートさせる。8月半ばには2週間程度の米合宿も計画中で、ヘリング戦の反省から「局面を変えられるような適応力をつけたい」と話した。
村田が王座に返り咲いた試合は現地で観戦。「すごいのひと言。素直に感動した。でも自分の中の半分以上は悔しさだった」と刺激を受けた。本音は村田と同じように再戦でのリベンジが希望だが、それが簡単ではないことは理解している。まずは国内での再起戦で存在をアピールする。