ホリフィールド氏、来年3月日本で“リング復帰” エキシビションマッチで「諦めない姿勢見てもらいたい」

2019年10月01日 18:16

格闘技

ホリフィールド氏、来年3月日本で“リング復帰” エキシビションマッチで「諦めない姿勢見てもらいたい」
会見で熱弁を振るうホリフィールド氏 Photo By スポニチ
 プロボクシングの元WBA・WBC・IBF世界ヘビー級統一王者のイベンダー・ホリフィールド氏(56=米国)が1日、都内で会見し、来年3月に日本でエキシビションマッチを行うことを明かした。
 ホリフィールド氏は自身が発起人となった日本法人「HOLYFEILD JAPAN(ホリフィールド・ジャパン)」を設立。格闘家のマネジメント、興行事業が中心で、年内には他のプロモーションへの選手派遣を予定している。来年3月には米格闘技団体「UFC」で活躍した選手らを招へいして総合格闘技中心の自主興行を開催予定。そこでホリフィールド氏が“リング復帰”を果たす。

 昨年大みそかには元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー氏(42=米国)が格闘技イベント「RIZIN」でエキシビションマッチを行っており、それに続く大物の登場となる。「3月のエキシビションに向けて体を絞っていく。私がリングに上がることで勇気を与えたい。諦めない姿勢を若い人たちにも見てもらいたい」と抱負を語り、シャドーボクシングも披露した。対戦相手などは今後、詰めていくことになる。

 アマチュアでは1984年ロサンゼルス五輪のライトヘビー級で銅メダルを獲得。プロ転向後はマイク・タイソンらと激闘を繰り広げ、1997年6月の試合ではタイソンに耳をかまれる事件が起きた。ヘビー級史上初めて4度の王座に返り咲き、2017年には国際ボクシング殿堂入りを果たした。

 引退後は世界各地でチャリティー活動を行っており、今回の来日では大阪府内の病院の慰問、台風被害を受けた千葉県の視察も行う。その上で、どのような支援ができるかを検討するという。

おすすめテーマ

2019年10月01日のニュース

【楽天】オススメアイテム