大橋会長 井上尚弥の「経過は良好」と明かす 自著の発売記念トーク&サイン会で
2019年12月13日 19:53
格闘技
イベント前に取材に応じた大橋会長はWBSS決勝で眼窩(がんか)底など2カ所を骨折した井上尚が再検査を受け「経過は良好」と診断されたことを明かした。「目の動きも問題ないし、視力も落ちていない。本人も安心しました」。来年1月中にスパーリング再開し、2月に合宿、4月に米ラスベガスで次戦を行うスケジュールに変更はないという。
また、IBFから同級1位マイケル・ダスマリナス(フィリピン)との対戦指令が届いたことも明かした。大橋会長は対戦相手としてWBO王者ジョンリール・カシメロ(同)、WBA3位ジェイソン・モロニー(オーストラリア)ら4人の候補がいるとし、今後米デビュー戦の相手がダスマリナスになる可能性については「ゼロではない。今後の交渉次第」とした。大橋会長によると井上本人は「決まった試合をやる」と話していたという。