田口良一氏、木村悠氏と元世界王者同士でトークショー 2011年に対戦、抜群記憶力で“KO”
2020年01月19日 15:22
格闘技
また、井上尚弥(大橋)や田中恒成(畑中)の対戦も回顧。井上と対戦した日本王座の初防衛戦を「ボクシング人生のターニングポイント」と位置付け、「よく誰が1番強かったか聞かれるけど、やった中では田中君が最強。井上君の時はまだ何とかなったという思いが残ったけど、田中君には完敗。燃え尽きたというか、やり切ったという感じ」と説明した。
田口氏は現在のライトフライ級戦線についても言及。防衛7回と自身に並んだWBC王者・寺地拳四朗(BMB)について「安定感があるし、あのジャブはヤバい。普通に具志堅(用高)さんの防衛記録(13回)を超えるんじゃないですか」と絶賛。ジムの後輩でWBAスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)については「初めて見た時に上に行く選手だと思った」と評価し、ファンも期待する2人の王者統一戦に関しては「気持ち的には京口に勝ってほしいけど、拳四朗は勢いがあるし、今は分が悪いかも。ただ、パンチはあるので頑張りでどうにでもなる」と明言を避け、「お互いに防衛を重ねていけば、年末に(統一戦が)あるかも」と予想していた。